2012年3月2日金曜日

3月某日、福岡はあつかったです。

日帰りで展覧会をみに福岡に行ってきました!!
お目当ては3つ、どれもとても面白かったです。

福岡県立美術館で開催中の
「糸の先へ いのちを紡ぐ手、布に染まる世界」は、
繊維が原料の作品が多数展示されていました。
きもの、バスケタリー、吊りによるインスタレーションなどのいろいろな作品が、
織、染、縫い、久留米絣、木版更紗など、各々の作家がこだわっている技法で制作されています。
展示ケースなしで展示されている作品もありました。
実物の作品が持つ魅力をじっくりと味わえる展覧会です。


バスケタリーの作品には、よーく見ると作品の個体情報が作品表現と一体化している作品もありましたよ。
作品が発するオーラのようなものから、細部までじっくりみることができます。
展示の方法も、作品制作の意図に合わせて、いろいろありました。
お近くの方、見てみたい!と思われた方は、ぜひ!!おすすめします。


福岡アジア美術館で開催の「日本のアーティスト/コレクターの眼 魅せられてインド」は、
インドの魅力全開の展覧会で、見応えたっぷりありました。
インドの染織も紹介されてますよ。
これもおすすめです!!


福岡市美術館の常設展エリアで開催の「カンボジアの染織」には、
絹製、緯絣で三枚綾の布が多数展示されていました。
繊細な仕事の布の魅力にくらくらしました。


この3つの展覧会がそろうのは3月11日まで。(月曜、水曜日以外)
美術館同士は歩いて行けるくらい近いですよ。


作品鑑賞に熱中しすぎて、楽しみにしていた本場の博多ラーメンを食べずに帰ってきてしまいました〜。次回こそは!!(NK)